クライマックスシリーズについて
以前自身のFACEBOOKに書き込んでいたCSについての個人的考えに加筆修正してみました。
個人的には消化試合がなくなり、興行的にもよくなるのであればCSそのものには反対ではありません。
ただし現在は長期にわたり行われたペナントレースの結果がかなり軽視されているような(軽視されていると感じる)状況なので、
クライマックスシリーズの条件
・勝率が5割に満たないチームはたとえ2位でも3位でも出場権はなし。
・直近の上位チームとのゲーム差がそのまま上位チームのアドバンテージとし、
5ゲーム差以上の差なら出場権はなし。
・1位と2位のプレーオフ(セカンドステージ)がない場合は、ファーストステージも無し。
・上位チームの本拠地で全ゲームを行う。
・試合数はファーストステージは5戦3勝、セカンドステージは7戦4勝で勝利。
くらいの上位優遇条件があってもいいかと。
これを2014年に当てはめると、
セントラルは1位の巨人と2位阪神は7.0ゲーム差なので、セのCSは無し。
パシフィックは2位オリックスと3位日本ハムは6.5ゲーム差なのでファーストステージは無し。
1位ホークスと2位オリックスはゲーム差なしなので、アドバンテージもなしで
ガチンコ対決で決着をつける。
ただし上位チームの本拠地で全ゲームを行うルールがあるのでホークスの本拠地で7戦4勝方式
2015年だと、セントラルは2位巨人と3位阪神の差が6.0なのでファーストステージは無し。
首位ヤクルトと巨人の差は1.5なのでヤクルトのアドバンテージは1.5。
0.5の差があるのでヤクルトは2勝1分以上で日本シリーズ出場権獲得。
パシフィックは首位ソフトバンクと2位日本ハムが12ゲーム差なので無条件でソフトバンクが日本シリーズ進出。
2016年は逆にセントラルが首位広島と2位巨人が17.5差なので広島が自動的に日本シリーズへ。
パシフィックは3位ロッテが15ゲーム差でCS出場権無し。首位日本ハムが2.5のアドバンテージ(1勝1分か2勝で日本シリーズ出場)でソフトバンクと決戦。
となりますね。
2017年は、今の状態のままだと、CSの無いまま、広島対ソフトバンクで決定です。
いまと比べると、2位チーム・3位チームは日本シリーズ出場への道がかなり遠のきますが、
日本シリーズへ出るチャンスはあるものの、ある程度ペナントの結果を反映していると思います。
ちなみにこのルールだと3位チームは2位と3ゲーム以上、2位は首位に4ゲーム差以上だとCS出場権は無しになります
100試合以上戦った結果のペナントを考えると、下位チームはこれくらい厳しくてもいいんじゃないでしょうか?
少しは日本シリーズへの道は残ってますし。
実現できるかどうかは別にして、もう一つの案としては、
球団を最低あと2球団は増やし、セパ共に東西(南北)2地区に分けて4リーグ戦にし、
それぞれの地区優勝チーム同士がプレーオフを行うのがいいかなと思います。
これならペナントの結果に対する不公平感はないですね。
四国・北陸・上越・などに1球団、九州・東北・北海道にもあと1球団くらいあってもいいと個人的には思うんですが。